冷凍庫を開けっ放しにしてしまった場合、食材やアイスは大丈夫なのか、食中毒の心配や対処方法、電気代について紹介します。
冷凍庫が開けっ放しになっていた!と気が付いた時、真っ先に心配になるのが、中に冷凍していた「肉や魚などの食材やアイスが食べられるのか、食中毒にならないのか気になりますよね。
結論から言うと、
★基本的には全部廃棄した方が良い
★食中毒になるかは、その時の状態による
という感じで、心配なら廃棄した方が安心となります。
本文では、食べる場合の注意点や、冷凍庫を開けっ放しにした後の対処方法、冷凍庫を開けっ放しにした時の電気代についても紹介していきますね!
冷凍庫開けっ放し食材やアイスは大丈夫?
冷凍庫は、少し開いているだけでも中の温度が急上昇し、中の食材が解凍され始めます。
そのため、半日なのか1日なのか、数時間なのか、どのぐらい開けているかにもよりますが、ほとんどのものが、半解凍~解凍された状態になっていると予想されます。
冷凍庫に入っていた食材やアイスは、
肉や魚:腐っている可能性があるので、捨てた方が良い
アイス:完全に液体になっていなければ再冷凍も可能だが、味は落ちる
冷凍食品:再冷凍すると品質が変わり、まずくなる
ので、基本的には全部処分、または匂いを嗅いでみて平気そうだったら、よく加熱してすぐに食べることをおすすめします!
一般的に、冷凍したものは一度半解凍~解凍されると再冷凍することは推奨されていません。
少しでも心配だなと思うなら、もったいないですが、全部処分した方が安心ですよ。
もし、食材を捨てるのがもったいなくて、自己責任でもう一度再冷凍することに決めたら、これから購入するものと混ざらないよう気を付けてくださいね。
冷凍庫を開けっ放しにしていたことに気が付き、当日中に食べる場合、食中毒にならないのか心配ですよね。
冷凍庫開けっ放し食中毒の心配は?
冷凍庫を開けっ放しにしていて、中の食材を当日中に食べる場合、食中毒になるかどうかは、
食中毒になるかもしれないし、ならないかもしれない
と、どちらとも言えません。
冷凍庫を開けっ放しにしていて食材を食べた方を調べてみても、「大丈夫だった」という声もいくつかありました。
開けっ放しにしていた季節や、時間、食材、個人の体の状態によって、食中毒になるかは変わってきます。
特に夏場は短時間で食材の腐敗が進み、食中毒の危険が高まります。
どうしても食べたいという場合は、
・よく匂いを嗅いで、変な匂いがしないか確認する
・よく加熱する
・食べる時も少しだけ口に入れて変な味がしたらすぐに口から出す
など十分注意して食べてくださいね。
冷凍庫開けっ放しにした後の対処方法
冷凍庫を開けっ放しにしていると、大量の水滴や霜がつきます。
水滴はふき取るだけで良いですが、水滴が冷やされて氷になった霜はなかなか大変です。
水滴や霜がついている場合は、
①電源を切って、水滴や霜を溶かしてからふき取る
②冷却装置コンプレッサーなどを冷凍庫内部から取り外して霜を溶かしてからふき取る
③冷蔵庫の電源を入れて冷凍庫が稼働するか確認する
ようにしてくださいね。
作業する時は床に新聞紙や布、タオルなどを置いてやると床が濡れませんよ。
見える部分だけの水滴や霜をふき取っても、コンプレッサーに霜がついていると冷却効率が悪くなるので必ずコンプレッサーなど冷却装置に霜がついていないか確認してください。
また、霜をふき取る時は、削らずに溶かしてからふき取ることで、コンプレッサーを傷つけずにすみますよ。
冷凍庫開けっ放し電気代はどうなる?
冷凍庫を開けっ放しにしていても、
1時間で約18.60円
12時間で約180円
と思っているよりも電気代は高くなりません。
電気代よりも、中に入っていた食材が全部ダメになってしまうので、そちらの出費の方が高くなってしまいますね(^^;
冷凍庫を開けっ放しにしていた時間が半日程度なら電気代は高くなりませんが、数日開けっ放しになると高くなっていくので、旅行の時は特に気を付けてくださいね。
まとめ
冷凍庫を開けっ放しにした場合、食材やアイスは基本的には
全部処分
となります。
食中毒になるかどうかは、その時の状態によって変わるので、絶対なるとは言えませんが、辞めておいた方が安心ですよ。
それでも廃棄するのがもったいないから食べるというならば、
・よく匂いを嗅いで、変な匂いがしないか確認する
・よく加熱する
・食べる時も少しだけ口に入れて変な味がしたらすぐに口から出す
など気をつけながらできるだけ早く食べてくださいね。
半解凍~解凍されたものを再冷凍すると品質が低下して美味しくなくなるので、当日中にしっかり加熱して食べた方が良いですよ。
冷凍庫がいっぱいで、閉めたつもりが閉め切れておらず開けっ放しになっていた場合は、冷凍庫だけ単独で購入するのも検討してみてくださいね。
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