2022年11月8日に月が全て地球の影に入る皆既月食を見ることができますが、今年はさらに天王星が月に隠れる天王星食も同時に起きるため、1580年7月以来約442年ぶりに皆既月食の日に惑星食が起きるという珍しい現象を観察することができると話題になっています！
今回を逃すと、次に国内で見られるのは322年後ということで今回を逃すわけにはいきませんよね。
そこで北海道からは皆既月食と天王星食がどの方角で何時に観察することができるのか、またライブ配信はされるのか調べてみました。
【広報ブログ】2022年11月の星空情報 #国立天文台
— 国立天文台 (@prcnaoj) October 31, 2022
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8日の #皆既月食 で特に注目したいのは、月が天王星を隠す #天王星食 が同時に起こることです。天王星の明るさは約6等級。双眼鏡や望遠鏡があるとよいでしょう✨🔭 pic.twitter.com/1TaLTmLYw7
皆既月食2022北海道の時間や方角
2022年11月8日に皆既月食が起きます。
時間は、
部分食が始まるのは、午後6時9分～
皆既月食は、午後7時16分～午後8時42分の間
隠れる部分が最大になる時間は、午後7時59分
部分食が終わるのは21時49分
となっています。
月食中の北海道（札幌）の月の高度は、
| 月の出 | 16時10分 |
| 部分食の始まり （18時9分） | 20.2度 |
| 皆既月食の始まり （19時16分） | 32.3度 |
| 食の最大 （19時59分） | 39.9度 |
| 皆既月食の終わり （20時42分） | 47.1度 |
| 部分食の終わり （21時49分） | 57.1度 |
となっています。
方角は、東から南東の方角で観察することができますよ。
皆既月食はどの地域から見ても時間帯は同じになりますが、天王星食は地域によって挿入開始時刻出現時刻が異なります。
北海道（札幌）の時間を紹介しますね。
天王星食2022北海道（札幌）の時間
北海道（札幌）で観察できる天王星食の時間を紹介します。
北海道（札幌）で観察できる時間は、
午後8時49分秒4（48.3度） ：天王星が月の後ろに入り込む潜入が開始
午後9時47分22秒（56.9度） ：月の後ろから再び出現
となっています。
北海道は広いため地域によって少しだけ時間が変わってきます。
参考までに名寄市では、
| 天王星の潜入 | 20時52分 |
| 部分月食の終わり | 21時49分 |
| 天王星の出現 | 21時52分 |
と若干異なるので注意してくださいね。
また、月食は肉眼で観察ができますが、天王星食は肉眼で観察するのは難しいです。
しかし、天王星が潜入時に月が皆既食中であることから、双眼鏡や望遠鏡を使用すれば観察することができます。
せっかくなら双眼鏡や望遠鏡を使用して観察してみたいですね。
ポチップ
ポチップ
とはいっても、すぐに用意できない、今回のためだけに購入するのはちょっと…という方もいますよね(^^;
皆既月食と天王星食のライブ配信はされるのか調べてみました。
皆既月食と天王星食2022のライブ配信は？
北海道からライブ配信は、なよろ市立天文台から配信されます。
北海道以外でも、国立天文台による東京三鷹キャンパスからのライブ配信や、明石市立天文科学館からのライブ配信、県立ぐんま天文台からのライブ配信など、色々な所からライブ配信はされる予定となっています。
まとめ
皆既月食と天王星食2022北海道（札幌）の時間は、
部分食が始まるのは、午後6時9分～
皆既月食は、午後7時16分～午後8時42分の間
隠れる部分が最大になる時間は、午後7時59分
天王星が月の後ろに入り込む潜入開始は、午後8時49分4秒
月の後ろから再び出現するのが、午後9時47分22秒
部分食が終わるのは21時49分
となっています。
東から南東の方向で観察することができますよ。
天王星食は双眼鏡や望遠鏡が必須となります。
ポチップ
ポチップ
双眼鏡や望遠鏡を持っていない方は、ライブ配信で皆既月食や天王星食の様子を見ることができますよ。
北海道からライブ配信は、なよろ市立天文台から配信されます。
その他でも色々な場所からライブ配信が予定されていますよ。
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