ヤノマミ族がWi-Fi使用している理由は?先住民族の暮らしについて調査! | ひじりノート
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ヤノマミ族がWi-Fi使用している理由は?先住民族の暮らしについて調査!

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ヤノマミ族がWi-Fi使用をめぐってベネズエラ軍により4人が亡くなってしまいました。
このニュースで驚いたのが、ヤノマミ族がWi-Fiを使用していたことですよね。
ヤノマミ族がどうしてWi-Fiを使用できていたのか、今の先住民族の暮らしについて調べてみました!

まずはヤノマミ族について簡単に説明します!

ヤノマミ族について

ヤノマミ族とは、アマゾンの熱帯雨林からオリノコ川にかけて居住している南米の先住民族の一部族です。
ブラジルとベネズエラの国境付近であるネグロ川の左岸支流とオリノコ川上流部に住んでおり、狩猟と採集を主な生活手段にしています。
「ヤノマミ」とは、ヤノマミ語で「人間」という意味があるそうです。

衣服はほとんど着ておらず、主な食べ物は動物の肉や魚、昆虫などです。
熱帯で栽培されているキャッサバなどの焼畑農耕も行っています。

また生まれたばかりの赤ちゃんを精霊にするために白蟻の巣に入れて燃やすなど恐ろしい文化もあります。

独自の文化や風潮を守り続けているヤノマミ族が、Wi-Fiをめぐっての争いとの報道で一番驚いたのが、Wi-Fi使えるの!?ですよね。
Wi-Fi使用とはほど遠い暮らしをしてそうですが…

ヤノマミ族がパソコンで情報収集!?現代の先住民族の暮らしとは

ヤノマミ族はWi-Fiを使用していたことに驚きですよね。
今アマゾンの先住民族の生活はどのようになっているのか、Wi-Fi導入の経緯について調べてみました!

今、先住民族社会と外の社会にも現代のように情報の行き来が進んでおり、若者が、都会の大学や大学院でITや法律などの知識を学んだあと、村に戻り、政府などと交渉する新世代が少しずつ増えているそうです。
新世代は先住民としての文化や風潮だけではなく、現代文明も取り入れようとしているのだとか。

また、2010年前後には、政府の公衆衛生プログラムの一環として多くの村に太陽光エネルギーによる井戸が設置されて女性の重労働がなくなったり、衛生的な水を得ることができるようになっています。
移動にバイクや自転車を持つ村も増えてきています。

ヤワラピチ民族の村では、太陽光発電パネルと衛星インターネットを使用したWi-Fi小屋が設置されています。
これは、彼ら自身が、政府と交渉して実現させたそうです。
外部との連携や情報の収集、インターネットを介して通信制の大学などで学ぶ若者が増えてきているそうですよ。

おそらく、ヤノマミ族も、スマホを使用するというよりは、若い世代がパソコンで情報を得たり、学んだりしていたと思われます。
なので、Wi-Fiの設定が変えられて使えなくなってしまえば困りますよね。

参考記事:https://rainforestjp.com/deforestation/indio-life/

政府は、アマゾン地域の大規模農業開発や鉱山開発の推進を表明しているそうで、先住民族保護区域内でも開発をしていく動きが見られるそうです。

ヤノマミ族の生活は今後も変わっていくかもしれませんね。

まとめ

ヤノマミ族は、1万年以上に渡り、独自の文化や風潮を守っている先住民族ですが、今回のニュースで現代社会で欠かせないWi-Fiを使用していたことに驚きましたね。
どうやら、ヤノマミ族の若い世代が、大学で学んだことをきっかけにヤノマミ族でも少しずつ現代文化が取り入れられているようです。
現代文化が取り入れられているなら、生まれたばかりの赤ちゃんを精霊にする文化もなくなって欲しいですが…

先住民族でも、Wi-Fiを使用したネット収集をする時代になったんですね。

最後までご覧いただきありがとうございました!


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